みなさんはVBAでアウトラインレベルやアウトラインのクリアを行っていますか?
アウトラインは行や列の表示・非表示を切り替えるために使います。
今回は、アウトラインレベルの取得方法や、アウトラインのクリア方法について徹底的に説明していきます。
アウトラインレベルの取得・ クリアの方法
アウトラインレベルの取得方法
アウトラインレベルの取得には、OutlineLevelプロパティを使用します。
構文:Rangeオブジェクト. OutlineLevel
※ Rangeオブジェクトは、RowsかColumnsで指定する必要があります。
実際にOutlineLevelプロパティを使用したサンプルコードを見てみましょう。
今回は、下の表に対してOutlineLevelを使用します。
Sub アウトラインレベル取得()
Dim level As Variant
level = Columns(3).OutlineLevel '列Cのアウトラインレベルを取得する
MsgBox "アウトウトラインレベルは " & level
End Sub
実行結果:
アウトライン解除の方法
アウトライン解除の方法はとても簡単です。
構文:Cells. OutLine
これだけで、シート全体のアウトラインが解除されます。
実際のコードは以下のとおりです。
Sub アウトライン解除()
Cells.ClearOutline
End Sub
実行すると、シート上に設定していたアウトラインがすべて解除されます。
【まとめ】アウトラインレベルの取得・ クリアの方法
アウトラインレベルの取得には、
構文:Rangeオブジェクト. OutlineLevel
アウトラインの解除には、
構文:Cells. OutLine
となります。
アウトラインはエクセルでは頻繁に使う便利機能ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
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