記述したVBAを保存しようとして、変なメッセージが出てしまったことはありませんか?
今回は、Excel VBAの保存方法について説明します。
エクセルファイルをExcelマクロ有効ブックとして保存する
Excel VBAを記述したエクセルファイルを保存するには、「Excelマクロ有効ブック」として保存する必要があります。
・・・と言われても、何を言っているのかわからないですよね。
詳しく解説します。
Excelファイルには通常、ウイルス等の自動的に動作するプログラムに感染しないように、セキュリティがかかっています。
つまり、コードを記述して作成したExcel VBAを保存するには、マクロが動作するファイルに変換して保存する必要があります。
すなわち、「Excelマクロ有効ブック」(Excelのマクロが有効なブック)として保存する必要があります。
Excelマクロ有効ブックにして保存してみる
それでは、実際に前回作成したExcel VBAを保存してみましょう。
※ 前回を読んでない方は、テキトウにVBEの画面を開いてくださいね。
保存ボタンを押す
VBEの画面で左上にある保存マークを押します。
もしくは、「Ctrl+S」のショートカットで保存してもOKです。
「いいえ」をクリックする
メッセージが出ますので、「いいえ」をクリックします。
このメッセージは
- マクロ・VBAを含むファイルを保存するなら「いいえ」を クリックする
- マクロ無し(マクロを有効にしない)ファイルで保存するなら「はい」をクリックする
ということを言っています。
したがって、今回はマクロ・VBAを含むファイルとして保存するので、「いいえ」をクリックします。
「ファイルの種類」で「Excelマクロ有効ブック」を選択する
「名前を付けて保存」が開きますので、「ファイルの種類」をクリックします。
するとリストが表示されますので、「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択し、右下の「保存」をクリックします。
すると、拡張子が「xlsm」のエクセルファイルを保存します。
この「xlsm」のファイルがマクロを有効にしたエクセルファイルなのです。
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