VBA|VBAの用語の説明(1)オブジェクト、コレクション、メンバ

エクセルVBA VBAの基礎・入門



Excel VBAでコードを書き始めると、いろいろな専門用語にぶつかります。

例えば、「オブジェクト」や「コレクション」、「メソッド」・・・などです。

今回は、VBAの用語について、サラッと分かりやすく説明します。



VBA用語:オブジェクト

ワークシートやセルなどの、処理の対象のことです。

Excel VBAで使われる主なオブジェクトは、次のようになります。

全部覚える必要はありません。今は、こんなものがあるのかという認識で十分です。

Excelで使用される名称 オブジェクト名
アプリケーション Application
ブック Workbook
ワークシート Worksheet
グラフシート Chart
ウインドウ Window
セル Range

VBA用語:コレクションとメンバ

「コレクション」は、同じ種類のオブジェクトの集まりのことを指します。

オブジェクトをコレクションとして扱うときには、各オブジェクトは複数形になり、語尾に「s」が付きます。

   使用例  

    ・オブジェクト ⇒ Worksheet 、具体例:sheet1

    ・コレクション ⇒ Worksheets 、具体例:ワークブック内のすべてのワークシート

コレクションに含まれる一つ一つのオブジェクトのことを「メンバ」と呼びます。

   使用例

    あるエクセルワークブックにおいて、ワークシートがsheet1(オブジェクト)やsheet2(オブジェクト)があり、それらすべてのワークシート(コレクション)の中で、sheet1(メンバ)を選択する。

    ※ 上の例だと、sheet1に対して、あるときは「オブジェクト」、あるときは「メンバ」という使い方になります。なんだかややこしいですが、すぐに慣れます。

用語の説明を読むと頭がこんがらがりますし、眠くなったりしますよね。。。

VBAで頻繁に使われる用語はもう少しあります。が、一気に説明しても消化不良になってしまいますので、次回にしましょう。




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コメント

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